厚木時間対談

vol.38 厚木時間対談-01

厚木をこよなく愛するお店のオーナーに、色々語っていただくこの企画。
今回は酔良亭ばんばんと焼鳥くうべぇのお二人に語ってもらいました

ば:ばんばん 井手さん
た:くうべえ 久津間さん

()司会進行


(まず最初に自己紹介をお願いします。)
井手さん(以下「ば」):13年3月開店で今年4年になりました。モヒカン居酒屋酔良亭ばんばん店主井手です。今年38歳になります。
久津間さん(以下「く」):12年9月開店で今年5年目です。店長の久津間です。齢は34です。

ばんばん


(店名の由来は?)
ば:前職の時のあだ名が「ばんばん」で、色々と考えたけど、「ばんばん」といえばアイツだなと分かり易いかなとそれだけです。

(なんで店を始めたのか?)
ば:もともと独立願望はありました。前職美容師なんですけど一度は独立手前まで行って、段取りも付いていたんだけどやりたくなくなっちゃって。(笑)何となく料理できるし。何となくですね。後、言う事聞けないんで独立するしか無くなっちゃった。
く:元々和食をやっていて会社員時代に厚木で楽しく飲める店が無くて、それならやってしまおうと。

(2人は別の会社ですよね?)
く:一応別の会社です。


(系統が似ているというか、雰囲気が似ているというか。)
く:目指している所が一緒なんじゃないですかね。楽しく飲める所を。一緒の企画をやることも多いので。
ば:それも結局自分たちが楽しんでいる。
く:帽子とか作ったりしてるのも自分たちが被りたかったり。

(最近綺麗なお店が多いが、厚木らしいお店、酔笑苑さんとか、よもさんとか、あさひ屋さんとかもっとそういうお店があってもよいと思うがその辺りをどう思うか。)
ば:うちは有難い事に居抜きなので店舗は4年だけど内装は20年位経っているので、丁度よくキタナイというか古いというか、それが良いのかな。
く:僕たちの中学生頃の方がそういうお店が多かったと思う。良い意味でキタナらしい。酔っ払いが集まるお店。

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ば:飲み手が絶対的に減っている。若い人も今は飲まない。若いといっても自分らの世代。うちらが小さい頃はどんちゃん騒ぎしていても横には気を使って最低限ルールは守っていた。昔の人は店に来られなくなったら困るという感覚があったのでは? それくらい楽しんでいた。


(ばんばんさんのカウンターにいる人たちは年齢も広く憩いの場という感じがする。)
ば:まず常連さんはメニューを見ない。今日これ出来ないの?みたいな感覚で生活の一部にして貰いたい。そうするとよもさんみたいに「お帰り」で迎えられる。家とは違うけど店感を出さない。
く:家と勘違いしている人も多い。
時々会社の寮かなと思うときがある。笑

(二人とも拘ってるようで全く拘っていない。普通の料理人と少しずれている?)
ば:拘りはない。何回か来たお客さんが初めての人に「ここはね馬刺しが美味しい料理屋さん」なんて紹介されると料理屋さん? 居酒屋だけど…勝手に敷居を上げないで欲しい(笑)。料理屋さんは料理屋さんというカテゴライズされたものだと思う。唯一拘るのは居酒屋。だから何をやっても良いんだぞと。ちょこっと料理を齧ってれば不味いものは出さない。古い職人気質の料理人さんは、正直苦手です。旬のお薦めをSNSに投稿してもつまらない。今は野菜も年がら年中食べられる。それでも旬に美味しいと思うのは、DNAに旬が刷り込まれているだけだと思う。それを旬で「どーよ」みたいにされると恥ずかしくて自分にはできない。不真面目なんでしょうね僕らは。そういえば最近馬の焼肉とカツを始めて、桜焼肉 桜カツと桜が散り始めてから名付けた。馬肉を桜肉と言うけど年中あるもので、遅れてきたことに桜遅くない? みたいな。

9bay


(くうべぇさんは元々和食の料理人ということだったが。)
く:そんな真剣ではないです。(笑)
本職ではなくアルバイトでその後本格的なお店では一度も働いていない。食べるのが好きなので自分の好きなものを作る自信はあります。料理しかやってきていない人は料理作って終わりになってしまう。ご飯やお酒を飲んでる時、お客さんがどう楽しむかってお店のホール側の人間によって変わってくるんですよ。それをどうするか?厨房とホールが分かれていれば良いけど、ばんばんさんやうちみたいな所は目の前にお客さんがいるのでお相手をしないといけない。ザ職人みたいな店だと空気がピリついてしまうし、その中で飲んで食べても楽しくないでしょうし。井手さんも元美容師さんで話すの得意だと思いますし、僕もホールの店長をやっていたから二人ともザ料理人という感じではない。ただお店をやりたい。楽しい場所を作りたい。だから自信もって料理できますとは言えない。言ったこともないです。そこそこできますという。

(読者や本誌への期待は?)
ば:これ説明しましたっけ?(肉18番勝負のポスター指さして)企画は何となく始めました。やりたいなというのはあった。毎回写真撮り直して文章考えたりしても隣と代わり映えしないし、だったらこういう風が良い。死ぬまでやっているかもしれない企画。

(絵も決して上手くはないと思うがわざとずらしてそうなっているのか。)
ば:く:真剣です。笑
ば:ポスターに似てるねって言われる。誰が書いているんンダ?と言われる。
く:料理の内容は一瞬で決まるけど、絵とかスタンプカードを決める時間の方が掛かる。
ば:10年20年続いたら厚木の名物親父になりたい。

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